相模大野を中心に南区の話題を放送するインターネット番組『さがつく!S.W(サウスワード)』が、にわかに人気を集めている。昨年8月から月1回、映像サイト・YouTubeに番組をアップ。区内の店舗やイベント案内を、”情報バラエティ番組”調で紹介している(約60分)。今回はメーンとなって制作を行う、南区鵜野森在住のマドコロトシノリさん(=写真左、33)に話を聞いた。
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マドコロさんを含め、『さがつく!』のプロジェクトメンバーは5名。SouthWardとは英語で「南区」の意味。月1回の放送のために、1ヵ月の3分の1をこの番組の企画立案・取材などに費やす。そして、あらかじめ集めた映像を見ながらMCがスタジオでトークを展開(=写真)。本物のテレビ番組のような構成となっている。
『さがつく!』制作のきっかけとなったのは、東日本大震災。風評被害にさらされる東北地方の酒造会社らが中心となり、製品の安全性を、YouTube上で訴えていた。そのことは広く話題となり、マドコロさん自身も懸命に主張するその姿に心を打たれた。極めて”ローカル”な出来事を、世界中が視聴できるように”グローバル”に拡散する映像サイトの力に、改めて限りない可能性を感じたそうだ。
ローカルを世界に
『さがつく!』には毎回、プロのお笑い芸人(=写真右)が登場し、街を探訪。お店やイベントへの潜入レポートのほかにも、一本のクリップをスタートに、より高価な物品へと数珠繋(じゅずつな)ぎに交換していくコーナー『大野わらしべ長者』など、全体的にゆる〜い番組に仕上がっている。「ボケーっと見てくれればいいので」と、制作側のスタンスはいたって自然体だ。
番組の視聴はYouTubeのサイト内で、「さがつく!」と検索を。なお番組では現在、CMスポンサーや紹介してほしい店舗などの情報を募集している(自薦・他薦問わず)。応募先はinfo@madovi.netへ。次回はあなたの所に、『さがつく!』クルーがお邪魔するかも!?
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