写真1枚だけで
現在、公開中の渡辺謙さん主演の邦画に続き、10日(土)から藤原竜也さん主役の作品が封切りとなるなど、合計4つの映画作品を生んだ「小惑星探査機はやぶさ」。市立博物館(中央区高根)には、はやぶさが観測やサンプル採集を行った、小惑星イトカワの1000分の1模型が常設展示されている。
この作品は南区麻溝台の模型製造会社(有)パウ(【電話】042・748・3969)の満田(みつた)茂春社長が手がけたもの。資料は、四方から撮影された全体像と特定のポイントをズームアップした画像(=写真)のみ。「あとはすべてイメージです。3日くらい徹夜もしたかな」と満田社長。CGによる設計は行わず、似た形の砂利を探し、質感を再現した。「(型取り不要の)粘土を使い、もっと小さくすれば、だれでも手軽に作れるはず」とのこと。造形教室も実施している同社。「小惑星の再現法」も、問い合わせれば教えてくれるかも!?
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