神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

区内企業HAPPYカイゴ 高齢者向けパズル開発 認知症者が楽しむ仕掛け

社会

公開:2021年6月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
開発したパズルを手にする川口さん(左)と関さん
開発したパズルを手にする川口さん(左)と関さん

 区内若松の合同会社HAPPYカイゴ(関仁巳代表)はこのほど、認知症の高齢者が取り組めるジグソーパズル「懐トレ・メモリーズ」を開発した。絵柄を合わせることが苦手な人でもパズルが完成できる工夫が凝らしてあるのが特徴。同社ではこのパズルを商品化するために6月18日(金)まで、クラウドファンディングを実施している。

 同社が開発した「懐トレ・メモリーズ」は、高齢者には懐かしい昭和の四季の風景が描かれており、若い頃を思い出しながら楽しめるようになっている。また、パズルが苦手な人のための工夫として、台紙に足し算や引き算といった計算問題が書いてあり、ピースの裏にはその答えとなる数字が印字されているので、計算能力を使うことでパズルを完成させることができるというもの。

 パズルのピースは、高齢者が扱いやすい大きさに作られており、関代表は「指先を使うことで予防につながる。認知症の方でも習得した能力は衰えておらず、生き生きとした表情でパズルに取り組んでいる」と話す。

クラファンで支援募る

 同社はこのパズルを商品化するため、クラウドファンディングを実施。支援に対するリターンは手作業で作成するパズルだ。当初の目標はすでに達成しているが、商品化するための印刷費用に充てパッケージの一新を図ることで、クオリティを高くしたいという。

 商品化は、関さんの父親が昨年11月に亡くなったことがきっかけ。亡くなる直前まで笑顔でパズルに没頭し取り組んでいた。認知症と診断されてから、ものごとに関心を示さなくなっていた父親が、得意だった計算能力を生かしパズルを完成させるたびに笑顔になったという。父親の介護に全てを使うことができなかったが、関さんは「私自身も時間と心の余裕が生まれた。介護をする側も応援したいという思いです」と話している。

同級生同士で起業

 同社は認知症を含めた高齢者に向けてレクリエーションに特化したサービスを提供するため、関さんの大学の同級生でもある川口澄江さんと共に起業した。高齢者の自宅を訪問し、レクリエーションを提供する「訪問型個別レクリエーション」を行っている。コロナ禍以降は、感染予防を徹底しながらサービスを行い、高齢者向けレクリエーション商品の企画・制作・販売に力を入れている。今後はパーキンソン病など握力が弱い人向けのパズルの開発をしていくという。
 

クラファンサイト
クラファンサイト

相武台ほうさい殿ご葬儀個別相談

費用・内容などさまざまな疑問や不安にお答えいたします。

https://www.sougi-itabashi.co.jp/housaiden/26sobudai/

<PR>

さがみはら南区版のトップニュース最新6

みんなで福祉のまちづくり

〜地域の支えあい活動は、賛助会員によって支えられています〜

みんなで福祉のまちづくり

6月20日

防災強化で「水の確保」

相模原市補正予算案

防災強化で「水の確保」

能登半島地震で課題判明

6月20日

7年ぶり減少も高水準

児童虐待相談人数

7年ぶり減少も高水準

センターへの相談は増加

6月13日

電子書籍 導入は16自治体

本紙独自県内調査

電子書籍 導入は16自治体

蔵書数、利用数に課題も

6月13日

円安で製造・小売悪化

相模原市景況

円安で製造・小売悪化

深刻な人手不足続く

6月6日

若年がん患者に助成金

相模原市

若年がん患者に助成金

在宅療養 経済的負担減へ

6月6日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook