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上鶴間在住デザイナー ご当地かるた制作 南区の魅力を発信

文化

公開:2023年4月27日

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4月に完成した「みなみルかるた」
4月に完成した「みなみルかるた」

 上鶴間在住のデザイナー、吉田アキコさんが、南区を紹介する「みなみルかるた」を個人で130セットほど制作。イラスト、文章、デザインなど全て手掛けている。かるたは4月30日(日)に開催される相模大野アートクラフト市で販売される。

 「空高く舞う/日本一の/相模の大凧」「新宿から/快速急行約40分/相模大野」―。南区の特徴やイベント、施設、飲食店などを題材にしている。吉田さんは南区在住歴15年ほど。「自分が知っていたことより、かるたを作る上で知った南区のことばかり。かるたを通じ『面白そう』と、地域の発見につながれば嬉しい」と話す。

長女の絵きっかけ

 制作のきっかけは、絵札に描くキャラクター、ハリネズミの妖精「みなみル」。昨年末、当時小学2年生だった吉田さんの長女が原案を描いた。

 南区の地形をハリネズミに見立てた絵を見た吉田さんは「かわいい。キャラになりそう」と感じたそう。すぐにデザイン化し、区のシンボルカラー「南区ブルー」で色づけ。名前はアメリカの風習で使うリスの名前「フィル」と南区を合わせた「みなみル」。飛躍の願いが込められている。キャラクター完成後、吉田さんは「何かできないか」と模索。同業者がご当地かるたを制作していたことを思い出し、「南区版」を作ろうと思い立った。

 読み句は46句。「南区に何があるのか調べるところから」始めたという。区が発行するガイドブック、ママ友から勧められた飲食店などから情報を得た。

 題材にしている施設や団体、学校など全て掲載許可を得たという徹底ぶり。当初はウェブサイトに公開するのみとしていたが、友人らの後押しもあり制作に踏み切った。

 制作したかるた約130セットを4月30日(日)、相模大野駅周辺で開催されるアートクラフト市で販売する。吉田さんは「みんなに盛り上げてもらった。自分も子どもも楽しめたらいい」と笑顔で話した。

長女が描いた南区の地形のハリネズミ=提供
長女が描いた南区の地形のハリネズミ=提供

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