河本会頭 年頭所感 相模原商工会議所会頭
平成23年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
相模原市は昨年4月、全国で19番目の政令指定都市となりました。これに伴いまして、当商工会議所も、活動の場が広がり、新たに全国の政令指定都市及び首都圏大都市の商工会議所との情報交換や意見交換の場に参画し、より充実した事業展開を図るための貴重な機会が得られました。この経験を活かしながら、今後さらなる地域産業の発展を目指してまいります。
政令指定都市へ移行した相模原市は、主体的、自立的な都市づくりが進められ、産業や文化の更なる振興につながるものと期待しております。こうした意味からも、この恵まれたポテンシャルを有する都市にふさわしい商工会議所を目指し、昨年「中期行動計画」を策定致しました。
この活動方針として、「首都圏南西部における広域交流拠点都市『相模原』の発展の推進」、「環境と共生した経済活動を通した持続可能な都市づくりの推進」、「企業訪問や各団体との情報交換による、企業の目線に立った運営と事業の推進」「会員増強を行い、政令指定都市にふさわしい商工会議所として組織・財政基盤を確立する」の4項目を掲げ、方針に基づいて事業に取り組んでいるところです。現下の企業を取り巻く経済環境は、デフレや円高の長期化等により、景気の停滞感が一層強まるなど、先行きを楽観視できない状況にあります。地域の中小企業にとって厳しい経営環境が続く中、当商工会議所は本年も市内中小・小規模企業を全力で支えるとともに会員の期待に応える事業を積極的に進め、産業界の活力で人と企業に選ばれる魅力ある相模原を創出してまいります。
皆様方のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げますとともに、当商工会議所に変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。
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