西LC発足1年 「一流に触れて」 高校生を箱根へ 養護学校18名 美術館で思い出作り
昨年2月にスタートした、奉仕団体「相模原西ライオンズクラブ」(横倉良夫会長/南区東林間)では先月末、養護学校に通う生徒らをポーラ美術館(足柄下郡箱根町仙石原)へ招待した。発足以来、これまで盲導犬育成支援の募金活動は行ってきたが、対外的な事業は今回が初めて。
「多感な高校生に一流の絵画を見せたい」とのクラブの意向から今回のバスツアーは実現した。当日は県立相模原養護学校橋本分教室(緑区橋本)の3年生、教員の18名と、クラブメンバー8名が参加。約9,500点を所蔵する広い美術館で、学芸員の解説のもと、『アンリ・ルソー展』を楽しんだ。
「卒業間近の生徒なので、最後に楽しい思い出をひとつ増やせたのではないでしょうか」「生徒が友達と仲良く見学している姿を見て、こちらも嬉しくなりました」。クラブでは、継続事業として毎年開催していくことを、当面の目標としている。
なお今回、福祉活動に理解のある美術館側では、「入館料・駐車場料金を無料」で対応してくれたそう。
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