「地域貢献」さが女が全国NO.1 日経研究所調べ 被災地支援活動で高評価
相模女子大学(南区文京)が、このほど発表された日本経済新聞社産業地域研究所による「全国大学の地域貢献度ランキング」の女子大部門で全国1位になった。
女子大部門
これは、同研究所が全国の大学へ送ったアンケートの回答をもとに、独自に評価したもの。調査は学生の地域内就職やインターンシップ実績、産学連携や市民向け講座の開放など5項目計25問。同研究所では9月から10月中旬にかけ、全国731の国公私立大学に調査票を郵送。有効回答があった489校を、合計得点順にランク付けした。
5位から躍進
この調査は2006年から毎年実施されているもの。同大学は女子大部門で昨年5位から今回トップへ、総合ランキングでも138位から88位に上昇。大学の急成長ぶりが顕著に現れた結果となった。
特に、東日本大震災への支援などについて問われた「ボランティア・防災に関する設問」(6問24点満点)では、全国30位にランクイン。同大学では震災を受け、相模原市と交流のある岩手県大船渡市へ赴き、炊き出しなどのボランティア活動を実施。また、連携地域のひとつ、福島県本宮市の応援フェアの支援や共催(相模大野駅前で開催)も行っている。
この結果を受け、谷崎昭男学長は「今後も継続して活動を行えるよう、尽力したい」としている。
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