神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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倉橋さん 「田んぼはそのままで」

公開:2012年3月29日

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里山には80種類以上の野鳥、千種を超える多様な生物が生息。会では15年にわたり、この「縄文の雰囲気を残す」環境の維持に努めている。メンバーは現在40名。
里山には80種類以上の野鳥、千種を超える多様な生物が生息。会では15年にわたり、この「縄文の雰囲気を残す」環境の維持に努めている。メンバーは現在40名。

 南区磯部の鳩川沿いに広がる里山(=写真)を守る活動を行う「鳩川・縄文の谷戸(やと)の会」(倉橋満知子代表)。同会では現在、来年度からこの里山に隣接する史跡勝坂遺跡公園が暫定整備されることに伴い、地域住民への協力を求めている。「(公園は)今の姿を残した形で。田んぼはそのままにしてほしいですね」。以下は21日、編集室に届いた倉橋さんのメッセージ。

―・―・―・―・―・―・

 相変わらず寒い風が吹く中、太陽の陽射しは日一日と強くなっています。縄文の谷戸の足元には春の草花が芽を吹き出し始め、これから谷戸の景色が最もやわらぎと強さを感じさせる季節が到来します。

 四季の移り変わりを長年にわたって見てきましたが、ここ数年、谷戸周辺も随分変わってきています。畑や林がなくなり、住宅が建ち並び屋敷林(やしきりん)も消えていっています。また、地域では勝坂遺跡公園整備のための促進協議会が発足されていて、話し合いが度々持たれています。縄文の谷戸の生態系を維持し保全するためにも、現在続けている田んぼと、将来的にどのような形でかかわり続ければよいのか考えていかねばなりません。

 地域との連携や協力を得ながら、最善の方法を考えるためにも多くの方々の知恵と協力をお借り出来ればうれしいです。

―・―・―・―・―・―・

 会の活動などについての問い合わせは倉橋さん【電話】046・253・5899へ。
 

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