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路上喫煙に 3駅周辺 来年4月から

公開:2012年9月13日

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路面シートや看板でエリアを知らせる(イラストはシート案)
路面シートや看板でエリアを知らせる(イラストはシート案)

 市は10月1日、「相模原市路上喫煙の防止に関する条例」を施行する。市民の安全・安心の確保を図り、生活環境を向上させることがねらい。条例では特に人通りが多いJR相模原駅、橋本駅、相模大野駅周辺を路上喫煙重点禁止地区とし、来年4月から違反者に2千円の過料を適用する。

 市では平成22年に20歳以上の市民3000人を対象に『市政に関する世論調査』を行った。その中で、路上喫煙についてアンケートを実施。「吸殻のポイ捨てなどが気になる」(63・2%)「駅前など人通りの多い場所で喫煙されることに危険を感じる」(49・4%)という回答が多かったことや、県の受動喫煙防止条例の施行などで市民のたばこに対する意識の高まりを感じていることがわかった。その後、市は対策を検討。今年の3月議会の承認を受け、条例の施行となった。

「指導員が巡回」

 条例では、道路や駅前広場など公共の場で喫煙しないよう促す。前述の3駅以外の駅周辺と市内16駅から半径500m以内の保育所、幼稚園、小中学校の外周道路は路上喫煙禁止地区に指定。同重点禁止地区とともに両地区にはオレンジのベストと紺色の帽子を着用した指導員が配置され、地区内を巡回する。同様の条例はすでに多くの政令市、町田市や大和市などの近隣の自治体で施行されており、一定の成果を挙げている。市生活安全課では「マナーを守って吸ってもらえれば」と喫煙者に理解を求める。

 一方、条例では喫煙者にも考慮して駅周辺に専用の喫煙場所を設置する。区内在住の40代愛煙家男性は「喫煙マナーを守るのは当然。ただ、狭い所へ隔離するのではなく、喫煙場所も工夫してほしい」と話した。
 

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