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ボックス&マップで安心 駐車場が"防災"仕様に

公開:2012年9月20日

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備蓄する水などは、定期的に新しいものを用意するなど常に「臨戦態勢」だという
備蓄する水などは、定期的に新しいものを用意するなど常に「臨戦態勢」だという

 ”もしも”の時は駐車場へ――。JR町田駅南口近くの「アイペック町田南口第一駐車場」(南区上鶴間本町)の入口横にこのほど、防災ボックスが設置された。9月中には避難所などを記した防災マップも設置される予定だ。

 防災ボックスの中身はは、救急セット・ラジオ・懐中電灯・水のほか、簡易トイレやジャッキ、拡声器、折りたたみ式担架など、一般家庭では備えづらいと思われるものも常備。駐車場利用者にとどまらず、近隣の住民が利用することを想定しているという。

 運営会社の(株)アイペック(町田市成瀬が丘)では、昨年の東日本大震災前から、「住民が災害時に『ここに来れば何とかなる』という場所を提供することで、地域に貢献したい」と、駐車場を防災の拠点として活用できるよう、ボックスの設置を計画。震災後、改めて必要なものを検討し直したほか、震災で「車で避難しようとして、避難場所が分からず、津波に巻き込まれた」というケースが多発したことを受け、防災マップの用意も決定した。

 なお、場内は今夏、節電・省エネを意識したリニューアルを敢行。ソーラーパネルを装着し、照明をはじめ、場内で使用するすべての電力を賄うようにしたばかり。また、電気自動車の充電もできるようになった。同社では「いずれはカーシェアリングができるようにする予定」としている。

 同社は、市内で運営する駐車場についても、徐々に同様のリニューアルをしていくことも視野に入れているという。
 

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