男子・女子ともに、市内で活動するサッカーチームの活躍が目覚ましい。社会人チーム・SC相模原が来季のJFL入りを決めたのに対して、同じく市内に本拠地を置く、女子社会人サッカーチーム・ノジマステラ神奈川は、来年度から「チャレンジリーグ」に昇格する。これは、トップチームにより争われる「なでしこリーグ」に次ぐ、日本女子サッカーリーグの2部。今年2月のチーム創設からおよそ10ヵ月での”スピード昇格”を決めた。
家電量販店チェーンの(株)ノジマ(本店/中央区横山)が保有する形で、誕生したステラ。選手16人は全員同社の社員で、元なでしこリーガーも在籍している。
チームは6月から、全日本選手権の予選大会へ参戦。県予選、関東大会と順調に勝ち上がり(7勝1敗)、決勝トーナメントへの出場権を獲得した(本戦は3回戦敗退)。この決勝大会へ駒を進めたチームは同時に、チャレンジリーグ入れ替え戦へと進める仕組みとなっており、ステラは11月、2戦2勝の成績でこの入れ替え戦を制し、トップリーグ下部(女子2部)への昇格を勝ち取った。
練習場も完成
昼間は店舗に勤務し、夕方からは横浜市内の練習場でトレーニングを積んでいる選手たち。市内の店舗(本店)でも、2人のプレーヤーが、接客・販売を行っている。
井上友利恵さん(=写真右、23/南区新戸)と長澤まどかさん(=左、23/同)は、レギュラーを務める中心選手。「思いっきりサッカーに打ち込めるよう、会社もすごくバックアップしてくれる」と井上選手。前所属のチームで、チャレンジリーグを戦ったことのある長澤選手は「(ステラも)このリーグで全然やれると思いますよ」と、力強いコメントを寄せてくれた。なお、来春には、南区新戸に専用の練習グラウンドが完成する予定。
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