あ、あの人は！
芝ざくらをバックに練習をする関家さん。休日は江ノ島まで往復ランニング。長女（３）のお出迎えが楽しみとか。もちろん会社へも走って通う
新磯エリアの日本一は芝ざくら、大凧だけじゃない！国内のみならず、国際大会の舞台でも屈指の実力を誇る”鉄人ランナー”が南区磯部にいる。
関家良一（せきやりょういち）さん（46、星工業（株）勤務＝円写真）は、言わずもがなウルトラマラソンの第一人者。この競技名はフルマラソン（42・１９５Km）を超える超（・）長距離レースのことを指し、１００Kmにはじまり、24時間や48時間の耐久レース、もっとハードなものだと１４４時間にも及ぶ大会も存在するという。１年に１度行われる24時間走における「世界大会」では、３連覇を含め、４度の優勝をこれまで成し遂げている。
また、昨年はじめ、台湾で、東日本大震災の復興支援に対する御礼島１周マラソンを敢行。13日間かけて約１０７０Kmを制覇。「謝謝（しぇいしぇい）（ありがとう）」を走って伝え、現地では大変な盛り上がりをみせた。しかもなんとその台湾１周マラソンが今年４月、国際大会に発展。「台湾の人はマラソン好きが多く、以前から一周マラソン開催の機運があった。自分の走りが参考になったようです」と関家さん。大会には招待選手として参加した。＊台湾でのブレイクぶりについては次号にて予定
そんな常人には想像もできない過酷なレースを勝ち抜いてきた関家さんは、この新磯エリアでも練習を行う（座架依（ざかえ）橋付近がお気に入り）。「芝ざくらライン（相模川沿い）はきれいですね」。鉄人を見かけたら、どうぞ暖かいご声援を。
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