SC相模原 J3優勝へ いざ初陣 3月9日 ホームで開幕戦
今年新設のJ3(Jリーグディヴィジョン3)を戦いの場とする地元サッカークラブ・SC相模原(望月重良代表/昨年JFL3位)は3月9日(日)、ホームでリーグ開幕戦を迎える。木村哲昌監督は今季を「J1をめざすための大事な1年」とし、一丸で優勝をめざすことを誓った。
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今季を占う意味でも重要な一戦となる初戦は、3月9日(日)。今月から名称が変わったホームの「相模原ギオンスタジアム」(南区下溝/旧相模原麻溝公園競技場)で、昨季JFL7位のツエーゲン金沢を迎え撃つ(午後1時キックオフ)。昨年のJFLでの対戦ではホーム、アウェー戦ともに引き分けている相手だけに、勝利で今後に弾みをつけたいところ。木村監督は金沢について、「フォワードも脅威で、要注意な相手」と警戒する。
SCが今季所属するJ3は、昨季所属したJFLと違い全てプロチーム。町田ゼルビアなど12チームが所属し、総当たり3回戦制の全33節(リーグ閉幕は11月)が行われる。1位はJ2へ自動昇格。2位は入れ替え戦に進む。
就任3年目を迎え勝負の年となる木村監督は、「人とボールが連動したパスサッカーで、一戦一戦大事に戦っていきたい」と話す。課題はディフェンス力。昨季、得点数はリーグ3位も、失点が多く勝ち点を取りこぼしていたこともあり、一対一に負けない粘り強さをつけ、守備力の立て直しを図る。
一方、クラブは現在、昇格に必要なライセンスを所持していないため、今季J3で優勝しても上のカテゴリー(J2)へ上がることができない。創設時の目標であるJ1加入をめざすためにも、J3優勝とともに、ライセンス取得に向けた動きも進めていきたい考え。
新戦力10人を加え、新たな船出を切ったSC。「目標は一つ、J3優勝です」と木村監督。チームカラーの緑でホームを埋め尽くし、選手に熱い声援を送ろう。
クラブ事務局では、開幕を記念し、先着2000人に、SCオリジナルTシャツをプレゼントする。
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