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赤い実、鈴なり 大正堂裏山にヤマボウシ

社会

公開:2014年9月18日

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赤く鈴なりのヤマボウシの実=9月6日撮影
赤く鈴なりのヤマボウシの実=9月6日撮影

 「(株)家具の大正堂」本店(南区上鶴間本町)の裏山「道正山(どうしょうやま)るーたん♪の森」の斜面下部にある3本のヤマボウシが赤い実を付けた。

 ヤマボウシはミズキ科の落葉高木。球状の果実は中の部分を食べることができ、生のまま口に入れると独特の食感が楽しめる。

 このヤマボウシの管理を行っている「境川(さかいがわ)の道正山河畔林を守る会」の小野きく代表は、「3本が一斉に赤く実を付けた状態は、この辺ではあまり見ない。珍しいヤマボウシの実を見て、安らいでもらえれば」と話している(9月13日時点)。

憩いの森と植物園

 小野代表によると、境川流域に広がる河畔林は地域住民から「道正山」と呼ばれている。同会では、動植物の生態系保護、次世代への引き継ぎ、地球温暖化の防止などを目的に2002年からこの河畔林の環境保護活動を続けてきた。最近は地域内にある大正堂本店裏山の整備を行っている。

 昨年7月、同社が創業100周年記念事業の一環として、この裏山の大がかりな整備に着手。同会も、同社社員と協力して、除草作業や清掃活動に加わった。

 その後も裏山では整備・清掃や植樹などが繰り返され今年7月、「るーたん♪の森」として一般に披露された。森は現在、同店の利用客や近隣の住民が、木々の緑やいろいろな植物を眺めることができる憩いの場として開放されている(午前6時から午後5時まで)。

 同会では、この森の斜面下部を「ミニ植物園」として引き続き管理している。小野代表によると、ウバユリやキツネノカミソリ、ウラシマソウ、ニリンソウなど自生する植物が楽しめるという。「これからの見ごろはヒガンバナとハギ」だそうだ。

境川の道正山河畔林を守る会と大正堂の社員ら
境川の道正山河畔林を守る会と大正堂の社員ら

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