1点目を決めた権野選手（22番）にチームメイトが駆け寄る＝3月28日
日本女子サッカー「プレナスなでしこリーグ」が３月28日、開幕した。
同リーグ２部に所属する地元チーム「ノジマステラ神奈川相模原」（ノジマ／南区新戸）は、ホームの相模原ギオンスタジアム（南区下溝）でＪＡＰＡＮサッカーカレッジレディース（ＪＳＣＬ／新潟県）を迎え撃ち、２対０で勝利した。７８４人の観客が集まった。
新加入の選手６人を配した布陣で臨んだ開幕戦。前半からサイドを有効に使って、押し気味にゲームを進めたノジマは35分、ゴール前中央でＭＦ川島はるな選手のパスを受けたＦＷ権野貴子選手が右足を振り抜き、開幕弾を決めた。ノジマは後半も優勢にゲームを進め、64分にＭＦ田中陽子選手がゴール。新戦力の活躍が得点につながった。
菅野将晃監督は「一つの大きな勝利」と初戦の勝利を評したものの、相手の守備を崩し切れなかったことに、「優勝での自動昇格を狙っているが、今日の試合でそれが簡単なものではないということがわかったと思う」と振り返った。
リーグ２部は全10チームの３回戦総当たりで、計27試合を戦う。１位になると１部へ自動昇格できる。
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