振り込め詐欺の被害を防止したとして、４月11日に相模原南警察署で表彰が行われた＝写真。
表彰を受けたのは南区内で勤務する介護ヘルパーの榎本愛子さん（71）。３月22日に榎本さんが相模大野の訪問先に行くと、屋内にもかかわらず鞄をたすき掛けにしている住民女性の姿があった。理由を尋ねると「孫から鞄をなくして困っていると連絡があった。だから百万円を用意して待っている」と話したという。すぐに詐欺を疑った榎本さんが説得するも聞いてもらえず。そこで女性の息子に連絡を取り確認したところ、詐欺であることが判明した。
中崎敦署長は表彰で「関係性ができていたから防げた案件。感謝しています」と榎本さんに謝辞を述べた。
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