受賞作「ときめき」を持つ安田さん
上鶴間本町在住の押し花インストラクター・安田幸子さん（68）が、５月に鎌倉芸術館で開かれた「神奈川県押花芸術展」で日本手芸普及協会賞を受賞した。
安田さんは55歳から押花教室に通い、60歳でインストラクターの資格を取得。現在は自宅で教室を開き、10人ほどの生徒に押花を教えている。そのほか上鶴間公民館まつりで、押花のしおりを販売。その売り上げを東日本大震災の支援にあてる活動も行っている。
同展には２年前にも出品したが入賞できず。今年は「ときめき」と「加賀友禅」の２作品で挑戦し、「ときめき」が日本芸術普及協会賞を射止めた。安田さんは「賞は狙っていなかったので、まさかと思いました。生徒たちと喜びを分かち合えてよかったです」と話している。
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