女子サッカーなでしこリーグ1部の第2節が4月2日に行われ、ノジマステラ神奈川相模原はホームの相模原ギオンスタジアム(下溝)でAC長野パルセイロ・レディースに3-2で勝利。ホーム開幕戦を白星で飾った。
初戦でINAC神戸に敗れ、迎えたホーム開幕戦。スタンドには歴史的勝利を見届けようと、1567人のサポーターが詰めかけた。ステラは守備陣に変更を加え、小林海青(みはる)選手を先発起用。新戦力の國武愛美選手も前節に続き先発し、昨季3位の長野を迎え撃った。試合は前半9分にFW・南野亜里沙選手のゴールで先制。幸先よいスタートを切るも、33分にフリーキックから同点弾を許してしまう。ステラの持ち味である美しいボール回しと激しい運動量が随所に見られる中、わずかな隙も逃さない相手の攻撃に再三のピンチを招き、予断を許さない展開となった。それでも後半立ち上がりから再び攻勢を強め、後半6分に南野選手が勝ち越し点、27分にはDF・石田みなみ選手が追加点を挙げた。その後は一進一退の攻防が続き、終了間際に1点を許すも何とか逃げ切り。サポーターと勝利の喜びを分かち合った。
試合後、菅野将晃(まさあき)監督は「今まで積み上げてきた歴史の第2章。サポーターに勝利を届けられてよかった。全力を出し切らないと勝てない相手だと覚悟していたが、1勝の難しさ、嬉しさをあらためて感じた。今後も少しずつステラらしさを表現していきたい」とコメント。主将の尾山沙希選手は「ステラの歴史の1ページが増えた。(2部時代の2015年に大敗を喫している)長野相手には、リベンジという気持ちで臨んだ。応援してくれている皆さんの前で、ホームで勝てて嬉しい」と、初勝利に安堵の表情を浮かべた。また、2得点を挙げた南野選手は「毎試合点をとって、チームの勝利に貢献したい」と意欲を語った。次節は4月16日(日)、ギオンスタジアムにちふれASエルフェン埼玉を迎える。午後1時から。
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