相模原市立双葉小学校(双葉)で11月26日、同校を避難所に指定している7自治会合同の防災訓練が実施された。今回は南区で初めて、学校調理員を招集し給食室を利用した給食訓練も行われた。
当日は7自治会から約500人が参加。給食訓練のほか、初期消火や救出、応急救護をはじめ、避難所運営訓練も実施された。
給食室を利用するため、同校に勤務する調理員3人と栄養士1人が参加。給食室の鍋で湯を沸かし、備蓄倉庫のアルファ化米と購入してきたレトルトカレーを温める作業を行った。できたものは自主防災隊員がパックに詰め、訓練の参加者に配布された。
市危機管理課によれば、給食室を活用した訓練は中央区の清新小学校に続き2例目。同課では「被災時に給食室を活用することは市の防災計画にも盛り込まれており、ニーズがあることは把握している。活用には給食調理員の参集が必要になるため、教育委員会とも協議し、訓練を拡大していきたい」と話している。
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