地域の交流の場にも
南区の小中学生向け無料塾「ひばり学校」が10月6日（土）、2校目となる東林間校を開校する。
同塾が設立されたのは２０１６年11月。「格差社会を子どもたちの学力格差に引き継がせないために」との思いから、塾講師だった木谷公士郎さん（52）が発足した。現在、毎週土曜日、もしくは日曜日に大野南公民館を中心に活動している。
同校の生徒は32人。1年生の頃から通っている中学3年生の生徒は、「勉強以外の悩みも相談できるし、受験勉強もしっかりできる。大人の人と話すのも楽しい」と話す。
現在は同塾の理事長を務める木谷さんは、「ひばり学校は『地域の大人と子どもの交流できる場』としても機能する学習支援。必要としている子どもに支援が届くようにしていきたい」としている。
新設される2校目は東林間児童館で行われる。「子どもたちの為に無料塾を開校したい」という杣（さま）明光館長のオファーを受けて開校に至った。
同塾では6日の開校に向けて、生徒、そしてボランティアの講師を募集している。入塾希望の条件は本人が勉強を頑張りたいと思うことのみ。講師は年齢、キャリア関係なく子どもたちの力になりたいと思う人を募っている。現在の講師陣も大学生から仕事を退職した人まで、幅広い年齢層が参加している。
東林間校は毎週土曜日、もしくは日曜日の午後１時から5時まで開校予定。生徒、講師ともに開校時間内ならいつでも入退室可能。入塾希望・ボランティア講師希望や問い合わせは木谷さん【電話】０４２・７０２・９５３３へ。
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