横浜市金沢区で7月に行われた大会で初優勝を果たし、史上最年少タイトルホルダーとなった女子プロボウラーの坂本かやさん(18歳・大野台在住)が12日、市役所を訪れ加山俊夫市長らに優勝報告を行った。
黒のスーツに身を包み、母・美涼さんとともに報告会に現れた坂本さんは、「おかげさまで公式戦初優勝を飾ることができました。引き続き、2勝目、3勝目をめざしたい」とあいさつ。中学、高校時にも全国大会優勝の報告を受けていた加山市長は「プロになり順調に成績を挙げていて嬉しく思う。今後も活躍を期待しています」と言葉をかけ、「称讃の楯」を手渡した。さらに野村謙一教育長らを交えてボウリング談義に花を咲かせた。
高校生でプロに
相模原で生まれ育ち、小学5年生からボウリングを始めた坂本さん。大野台中学校、麻溝台高校在学中にも全国大会で優勝を果たしている。高校2年生で、公益社団法人日本プロボウリング協会のプロテストを受験して見事に49期生として合格。16歳3カ月26日という合格記録は、男女通じて史上最年少となっている。
現在は東京都多摩市の永山コパボウルに所属。ほぼ毎日、20ゲームの投げ込みを行い、週2日はスポーツジムで筋力アップにも励んでいる。
今回、坂本さんが優勝したのは、47期から51期までの女子プロボウラー64人が出場した「スカイAカップ2018プロボウリングレディース新人戦」。8ゲームによる予選、6ゲームによる準決勝を勝ち抜き、8人による決勝トーナメントに進んだ坂本さん。1回戦を206―173で快勝すると続く試合も184―174で勝利した。秋光楓選手との対戦となった優勝決定戦は、終始リードを許す展開となったものの、8フレームからの4連続ストライクで逆転。199―194で競り勝ち、初優勝の栄冠と賞金50万円を手にした。18歳193日でのタイトル獲得は、プロの最年少記録となる。
大会を振り返った坂本さんは「予選から調子が良かったので、勝てる気しかしなかった。自信がありました」と笑顔で話した。
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