宮城県出身で区内在住の澤村宗さん(73)を中心に結成されたバンド「宗s,BOX(シューズボックス)」が、東日本大震災の被災地である宮城県気仙沼市を訪れたことを4日、本村賢太郎市長に報告した。同バンドは8年続けて気仙沼市の「徳仙丈つつじ祭」に出演。本村市長は今回同祭りに祝電を寄せており、そのお礼もかねて現地での活動を報告した。
宗s,BOXはリーダーの澤村さん、濱口敏和さん、小形治子さん、佐藤俊一さんで結成。5月26日にメンバーとボランティアスタッフの14人で同祭りを訪問し、約4時間に渡る演奏を披露した。
今回の市長報告には澤村さんと小形さん、支援者らの5人が出席。澤村さんらは本村市長に復興が進み町が整備されてきた事や、当日の賑わう祭りの様子などを写真を見せながら説明した。小形さんは「毎年楽しみに待っていてくれる人がいる。観客が手を振ったりしてくれるのが嬉しい」と笑顔を見せた。本村市長は「相模原を背負ってこのような素晴らしい活動をして頂いてありがたい」と話した。
澤村さんは「気仙沼に人が増えてくれればという思いでやっている。今後も宗s,BOXらしい活動を継続していきたい」と明るく語った。
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