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5人で魅せた「青陵魂」 “最後”のチア部 全国へ

スポーツ

公開:2019年7月18日

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関東大会の演技を終え笑顔を見せる青陵高校チアダンス部(左から大川さん、秋元さん、卓島さん、小島さん、市川さん)
関東大会の演技を終え笑顔を見せる青陵高校チアダンス部(左から大川さん、秋元さん、卓島さん、小島さん、市川さん)

 弥栄高校との統合により、2020年春にその歴史に幕を下ろす相模原青陵高校(杉山肇校長)のチアダンス部が関東大会を勝ち抜き、大阪で行われる全国大会へ出場する。現在、同校には3年生しか在籍しておらず、部員数はわずか5人。全員の力でつかんだ全国切符に、部員たちは「青陵高校の名前を少しでも広めたい」と意気込んでいる。

 同部に所属するのは部長の小島里菜さん、副部長の秋元瑠南さん、そして大川麻来さん、卓島未来さん、市川彩水さんの5人。彼女たちは6月27日に八王子市で開かれた「全国高等学校ダンスドリル選手権大会2019関東地区大会」のソングリーダー部門スモール編成(10人以下)に出場。19チームで全国出場の7枠を争い、5人の力で見事6位入賞を果たした。

内容の濃い1カ月

 昨夏に当時の3年生が引退した後は2年生だけで活動してきた同部。専門のコーチも月に数回しか顔を出せず、今大会用の振付が決定したのは本番直前の5月。小島部長は「今までで一番焦った大会でした」と振り返る。

 全国に進めなければ、その時点で引退。朝練の開始時間を早め、午後も「できるまでやる」を合言葉に、休み返上で練習に明け暮れた。また、今春に卒業した先輩も朝練に駆け付け、指導にあたってくれたという。

 同部が練習する武道場には、色とりどりの付箋が貼られている。気づいたことや注意点、意気込みなどを各々が書き込み、全員で共有できるようにした。「できると思ったらできる!」「絶対5人で全国へ」「着地の際の足とじ」「今を大切に」…、その数は壁一面を覆うほど。「これでまとまった部分もある。やって良かった」と部員らは笑顔で話す。

 全国高等学校ダンスドリル選手権大会は8月10日(土)・11日(日)に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)で開催される。「最後に全国に出場できて、全員の自信になった。皆さんに応援してもらえるよう、5人らしい演技をしてきます」と小島部長は話している。

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