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東海大相模 猛打爆発 11度目の県V 決勝戦最多の24得点

スポーツ

公開:2019年8月1日

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優勝を決め、マウンド上で喜びを爆発させる東海大相模ナイン =7月28日横浜スタジアム
優勝を決め、マウンド上で喜びを爆発させる東海大相模ナイン =7月28日横浜スタジアム

 第101回全国高校野球選手権神奈川大会の決勝戦が7月28日に横浜スタジアムで行われ、東海大相模(南区相南/大金眞人校長)が日大藤沢を24─1の大差で下し、全国制覇した2015年以来となる11回目の夏の甲子園出場を決めた。決勝戦での24得点は大会新記録。

 東海大相模は初戦となった2回戦、相模原中等を10─0、3回戦の茅ヶ崎に11─1、4回戦の慶応にも16─3とコールドゲームで勝ち進んだ。5回戦の湘南は6─1、準々決勝の相洋にも5─2で競り勝ち、順当に進んだ準決勝。相手は昨夏の準々決勝で苦戦を強いられた県立相模原となった。

 横浜に歴史的な勝利を収め、勢いに乗る相模原は、エースの天池空投手(3年)を今大会で初めて先発のマウンドに上げた。序盤は天池投手の力投に苦しんだ東海大相模。それでも4─2で迎えた8回、長打に加えバントや盗塁などの小技もからめて7点をもぎ取り、11─2でコールド勝ちをおさめた。

1試合で5本塁打

 続く決勝の相手は、春の練習試合で対戦し、苦杯を飲んだ日大藤沢となった。先行・東海大相模の初回は、相手エース武冨陸投手(3年)の前に三者凡退。しかし東海大相模の先発・野口裕斗投手(3年)も内野ゴロ3つと上々の立ち上がりを見せた。2回に相手エラーに乗じて1点を先制すると、3回には遠藤成選手(3年)のバックスクリーンに飛び込む2点本塁打などで6点を追加。4回も鵜沼魁斗選手(2年)、山村崇嘉選手(同)、西川僚祐選手(同)の2年生トリオが本塁打を放つなど、猛打で日大藤沢を圧倒。投げては3投手の継投で反撃を1点に抑え、4年ぶりに神奈川の頂点に立った。1試合5本塁打は大会タイ記録、決勝での24得点は従来の大会記録(19得点)を大きく上回った。

一体感でつかんだ優勝

 試合後、門馬敬治監督は「1年間選手を怒り続けてきたが、今日だけは良くやったと言ってあげたい」と優しい表情で選手の頑張りを褒め称えた。さらに「優勝は選手、マネージャー、応援してくれた人たち全員の一体感でつかんだもの。関わった全ての人が力を発揮してくれたおかげ」と語り、甲子園に向けては「頑張ります」と意気込んだ。

 捕手としても投手の力を引き出した井上恵輔主将は「試合を重ねるごとにチームが成長できた。日本一に向けては目の前の一戦一戦を勝ち抜くだけです」と語った。

 全国選手権大会は8月3日(土)に抽選会が行われ、6日(火)から兵庫県西宮市の甲子園球場で開催される予定。
 

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