振り込め詐欺の被害防止を訴えるハガキを、相模原南警察署管内の主だった世帯に配達する「振り込め詐欺抑止対策タウンメール」の取組が今年も実施された。配達初日の8月11日には、古淵郵便局の細谷勝利局長、松が枝郵便局の小山義弘局長、相南郵便局の井上武志局長が相模原南警察署を訪問。小野正男署長にハガキの内容などについて報告した。
暴力団の資金源にもなり得る特殊詐欺事案の抑止を目的に、2012年から郵便局の発案で始まった同事業。自治会や警察関係団体などが協力し、9年目となる。特徴としては、暑中見舞い用はがき「かもめーる」を活用していること。くじ付きなので保管性が高く、当選番号を確認する時にも再度見てもらえる機会がある。
今年は、キャッシュカードや通帳をすり替える詐欺の手口を啓発する内容のハガキ7020枚を作成。お盆の帰省時期、そして年金が支給される8月14日の前に配達された。細谷局長は「9年間も継続できたのは協力団体の皆さんのおかげ。ハガキをきっかけに振り込め詐欺を家族の間で話題にしてもらえれば」と話した。
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