15歳以下の選手で構成されたジュニアバスケットボールチームおよび中学生チームが出場できる「全国U15バスケットボール選手権大会」(ジュニアウィンターカップ)。その神奈川県予選会が9月23日から10月17日にかけて県内各地で行われ、相模女子大学中学部(南区文京)が初優勝を果たした。同部は来年1月4日に開幕する全国大会に出場する。
ジュニアウインターカップは公益財団法人日本バスケットボール協会が昨年に新設した全国大会。3年生も参加できるのが特徴で、神奈川県予選会には男子31、女子24チームが出場した。
相模女子大学中学部は2回戦から登場し、初戦を96―22の大差で勝利。続く準々決勝も相手ディフェンスに苦しみつつも55―40で制すると、準決勝は攻守がかみ合い、62―33で勝利した。
全国大会出場の1枠をかけた決勝戦の相手は、横浜ビー・コルセアーズU15女子。開始から失点を重ね、一時は9点差をつけられる苦しい立ち上がりになるも、ディフェンスが奮起。7点をリードして前半を終える。後半も逆転を許すなど苦しみながらも、3ポイントなどで効果的に得点を重ね、最終的に53―48で競り勝った。
同部は7月に行われた県総合体育大会で優勝。8月の関東大会では豊野中学校(埼玉)に準々決勝で敗れ、あと一歩のところで全国出場を逃していた。その敗戦をバネに選手が発奮。個の力を伸ばしつつ、チームとして総合力を発揮できるよう練習を積んできた。顧問の田島稔教諭は「努力の成果が結果となった。次は全国優勝をめざしたい」と話し、小石川凜主将(3年)は「仲間とまだ試合ができることが嬉しい。全国の強豪に自分たちのバスケで挑みたい」と意気込んでいる。
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