相模大野北口商店会
酒楽祭を初開催
コリドーで5月26日
5月2日
相模原市陸上競技協会の普及部が、陸上競技の基本技術の習得を目的として開いている「相模原市小学生陸上教室」が今年度、発足30周年を迎えた。相模原のアスリートを育ててきた同教室はコロナ下での自粛・制限を経て、コロナ対策を取ったうえで本格的な活動を始めている。
練習会場はギオンス
90年以上の歴史がある市陸上競技協会(神藤(しんどう)昭嘉会長)普及部が主催し、(公財)相模原市スポーツ協会、相模原市教育委員会が共催/後援する同教室。楽しい陸上競技の経験と理解、基礎的な運動能力の向上などを目的として、小学2年生から6年生を対象に陸上競技を教えている。1993年に始まり、今年度30年という節目の年を迎えた。
神藤会長をはじめ、協会会員や現役の選手、保護者などが短距離走やハードル走、走幅跳といった競技を指導。相模原ギオンスタジアムやギオンフィールドがメインの練習会場になっており、スタジアムを利用して練習できるのが魅力の一つとなっている。
練習は原則毎週土曜日の午前中に行われている。当初は半年の実施で20回程度の練習日だったが、約13年前から一年を通して行い、年36回ほどの練習日を設けている。
2年間活動制限
しかし、一昨年から蔓延しだした新型コロナの影響で活動を自粛したり、緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置が講じられるたびに人数を少なくするなど活動は制限されていた。その影響もあり、一時は250人以上いた児童が現在はおよそ100人まで減ってしまった。神藤会長によると競技人口の減少や子どもたちに限らず運動不足による健康被害を危惧しているという。
そこで、同教室では分散指導など新型コロナ対策を徹底した上で、今年度は通常通りの教室を実施している。神藤会長は「教室を開いてほしいという保護者の声が大きく応えたかった」と話し、陸上に取り組む児童を募集している。
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