相模原市は1月19日、市内のインフルエンザ罹患者の報告数が、国の定める「注意報レベル」を超えたことを発表した。
市では市内39カ所の医療機関を「定点医療機関」とし、インフルエンザなど感染症の発生状況を1週間ごとに集計。その1定点医療機関あたりの報告数によって、「注意報」「警報」レベルとしている。今回、第2週(1月9日〜15日)の報告数が第1週(1月2日〜8日)の8・00から倍増となる16・85となり、「注意報レベル」である10人を超えた。これは昨年よりも1週早いが、平年並み。
インフルエンザ罹患者の増加に伴い、市内各校では学級閉鎖が相次いでいる。厚生労働省が定める報告開始日(2016年9月5日)から2017年1月19日までに、小・中学校、高校、その他計69学級が学級閉鎖となり、欠席者数は560人に及んでいる。
インフルエンザのピークは一般的に2月頃とされ、今後、市内においてもさらなる流行の恐れがある。こうしたことから、市保健所では感染予防策として「手洗いの習慣化」や、咳・くしゃみ時のマスク着用等を促す「咳エチケットの徹底」を呼び掛けている。
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