一般社団法人寒川青年会議所の2013年度理事長に就任した 磯川 健さん 倉見在住 37歳
「人と関わり成長していく」
○…「寒川青年会議所(JC)の一番の魅力は、やはり『人』」と断言する。昨年は、5年ぶりの開催となった「寒川みんなの花火」の実行委員長も務めた。町内の青年3団体が協力し、公的な補助金は一切ないまま、手探りで開催した花火大会。そこで感じた人と人とのつながり、絆―。「寒川町民には団結力があると再発見しました」と力強く語る。この経験を得て、青年による社会貢献、まちづくり組織であるJCの理事長に就任。掲げたスローガンは「『人』〜全ては『人』からなり、『人』の為にある」だ。
○…寒川生まれの寒川育ち。横浜商科大学を卒業後、専門学校へ通い、幼稚園の教員資格を取得。3年間、外の幼稚園を経験し、地元へ戻ってきた。今は父親が経営する学校法人磯川学園「倉見幼稚園」の副園長を務める。「長男なので、昔から漠然と跡を継ぐんだろうな、と思っていました」と話す。好きな食べ物は焼肉やカレー、ハンバーグ…「子どもみたいでしょ?」と笑う。趣味は特にないが、「皆でワイワイ遊ぶのが好き」なのだそうだ。結婚は2005年。現在は奥さんと3歳になる息子と3人で暮らしている。JCに入会したのは結婚した翌年。「良いことも大変なこともありましたが、色んな経験ができたし、入会する前の自分と、今の自分では明らかに違う」と話す。
○…40周年を迎える今年、6月には記念式典を開催。これに合わせて記念事業も実施する予定だ。また、昨年に引き続き、3団体で協力しての「寒川みんなの花火」の開催も、今年度の重点事業として掲げている。そして、喫緊の課題が会員の拡大。新年度は会員数16人でのスタート。これは過去最少の人数だ。このままでは深刻なマンパワー不足に陥ってしまう。魅力ある団体にすることで、「魅力ある人に入会してもらい、お互いに切磋琢磨して、成長していきたい」。節目の年、新たな10年への荒波に向かい、舵を取る。
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