寒川青年会議所の2014年度理事長に就任した 新山 章さん 一之宮在住 39歳
みんなで『熱く』なって
○…「昨年は創立40周年を迎えましたが、これだけ続いてきた伝統ある団体の長ですから、責任の重さと誇りを感じます」と就任の感想を話す。理事長に就任したと同時に、自身にとって青年会議所（ＪＣ）ラストイヤーでもある。「いろいろと考えることも多いですよ。でも勢いつけて突っ走ります」とイキイキとした表情で語る。
○…掲げたスローガンは『情熱』。何事にも情熱をもって行動していくことが必要と説く。「最近の若者の傾向でしょうか、クールに当たり障りなく、スマートに何でもこなす。気持ちはあるのに表面には出さない、感情的にならない。自分にもそんな傾向があります。だからこそ、みんなで熱くなって取り組みたい」。今年は青少年育成に関する事業を数年ぶりに復活させる。何か斬新なことを求めるのではなく、全てに対して情熱をぶつける。
○…「自分が入会した６年前にはパワフルな先輩が多かった。飲みに行ってもお互い深いところまで入り込んで語り合ったものです」。知人の紹介で実現したＪＣ入会だったが、最初は戸惑いも多かったという。しかし、人数が少なかったことで、早い時期から委員会でも重要な役割を与えられ、自然とＪＣ活動にのめり込んでいった。「他のエリアの方との交流も多いですし、色々と勉強になる。仕事にも活かせます」。初めてＪＣの門を叩いたのは６年前で、比較的遅めの入会だった。「だからこそ、６年間集中して取り組めたのかもしれない。今年は自分も含めて６人卒業します。しっかり引き継いでいきたい」。
○…プライベートは小学生の頃からバスケットボール一筋。いまでもクラブチームでプレイする。「ケガだけはしないようにと、いつもセーブしながらと思っていますが、気が付くと１００％ですね」と笑う。家業の水道工事店の仕事に影響がないようにとの配慮だが、心の奥底に潜む『熱い』ものが抑えられない様子だ。
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