寒川ロータリークラブの会長に就任した 椎野 千秋さん 小動在住 58歳
一致団結、盛り上げたい
○…職業を通じて社会に奉仕するという目的のもと創設された国際的な社会奉仕団体、ロータリークラブ(以下RC)。会員32人を有する寒川RCの新会長に7月1日付で就任した。
○…「今年はクラブから地区のガバナー補佐を出しています。みんなで一致団結して盛り上げたい」と就任にあたっての抱負を話す。例会では3分間スピーチの導入など、場の活性化を考える。「食事して帰るだけの例会にしたくない。全員が何かを得て、有意義に過ごせることがベスト。まあ、理想ですけどね」と微笑む。
○…自らはRCに入会したことで、人間関係が豊富になったことを喜ぶ。「中小企業の社長って、けっこう孤独なんですよ。入会するまでは近所の方との交流しかなかった。それが異業種の方々と触れ合うことができるようになって、自分自身の大きな財産になりました」とRC活動10年を振り返る。そしてクラブは40年以上の歴史を有する名門。「偉大な先輩メンバーが築き上げてきたものを守っていきたい。それが今、クラブを引き継いでいる我々の務めだと思っています」
〇…奉仕団体やまちづくり団体は、どこでも会員減に頭を悩ませている。これについては「会員増強は無論望むところですが、決して無理に入会してもらうものではないと思っています。とにかく内部が活性化することが第一。そういう意味では寒川は今、とてもいい雰囲気です」
○…社会福祉法人千寿会『きくの郷』の理事。生まれも育ちの寒川で、これまでに農業、乗馬クラブなど様々な事業に携わってきた。昨年には綾瀬市に特養を開業、現在は『きくの郷』の増床工事中で、「クラブの釣り同好会に所属していますが、忙しくてなかなか参加できません。昔はよく船でマグロを釣りに出かけたものですが」と話す。現役バリバリの社長さんがクラブの会長を務めるとあって、エネルギッシュな空気も吹き込んでくれそうだ。
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