寒川ライオンズクラブの会長に就任した 青木 正保さん 宮山在住 59歳
気持ちに余裕を持って
○…寒川ライオンズクラブ(以下LC)の会長に就任した。会長テーマは「ゆったり奉仕、ほっこり活動」。現在の会員数は25人。以前のように「大きな奉仕はできない」と現状を分析し、「のんびりと、気持ちに余裕を持って活動しましょう――そうすれば、いいアイデアも浮かんで来るのではないか」と説明する。「方針は自分の性格的なものが出ているのかな」と笑うが、現状の体制で最大限の活動を実現させようと、必死に前を向いた結論だ。
○…「軽い気持ちで入会した」という日から10年以上が経過。当時は大先輩も多く「硬い雰囲気だな」と感じたという。今では、交流がある手話サークルからの会員も存在するなど、クラブの構成員にも広がりを見せる。「聴覚障害者といえども我々以上に積極的に活動してくれる。ありがたいですね」。異業種での交流もクラブ活動の醍醐味の一つ。「興味のある方はぜひ例会を覗いてみて下さい」と新メンバーの開拓にも余念がない。
○…同LCの奉仕活動の象徴的なものといえば「入会した年から始まった事業。思い入れがある」という花の植栽事業。さらには盲導犬の募金活動にも力を入れており、2013年からの累計で600万円を突破したという。薬物乱用講演会ではメンバーが資格を取って行っており、前年度は初めて父母を対象に行った。さらにLCといえば献血活動。いまから35年前に始まったこの活動では、累計271万4800ccの血液収集を実現している。「寒川の地で累計8696人の皆様にご協力をいただいた。本当に感謝です」
○…寒川生まれの寒川育ち。(有)青木造園建設代表取締役。西へ東へ忙しい日々を過ごす。そんなときの息抜きはアマチュアスポーツ観戦。「歴史ある東京六大学野球、夏の甲子園、箱根駅伝が大好きです」。現地で観戦するほど熱が入る。「選手の一生懸命が素晴らしい。プロとは違います」
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