おおぞう彼岸花の会の会長を務める 菊地 良夫さん 大蔵在住 78歳
イベント会場盛り上げたい
○…藤沢市の大黒橋から茅ヶ崎市、寒川町にかけての小出川沿い3Kmの彼岸花コースで開催される『小出川彼岸花まつり』。主催は小出川彼岸花団体協議会で、「打戻」「遠藤」「せりざわ」とともに構成団体となっている「おおぞう彼岸花の会」の会長を務める。2市1町にわたる各会場で趣向を凝らしたイベントとともに彼岸花鑑賞を楽しめる、秋の湘南を代表する恒例イベントに成長した。「護岸工事の影響もあって、思うように花の植栽面積を増やせない。その分、会場の青少年広場を今年も盛り上げますよ」と9月22日(木祝)が待ち遠しい様子だ。
○…イベントは9回目を迎えたが、「おおぞう」が加わったのは第6回から。「最初は3団体で運営されていましたが、お誘いをいただいたので寒川で彼岸花の会を立ち上げました。おかげさまで、大蔵では地域一番の盛り上がりです」。しかし後発のためか課題も少なくない。「昨年のイベントでアンケートを実施したのですが、『寒川エリアの土手の花がさみしい』との意見が多かったそうです」と残念そうな表情。すべては護岸工事の影響だが、将来的には「声」に応えようと準備は進めている。
○…現在の会員数は58人。護岸の草取りなどで美化活動に努め、青少年広場の桜の維持・管理も請け負う。「若い人が少なくて高齢化という課題もありますが、皆さん本当によくやってくれて助かります。工事の影響で、植えたり抜いたりの繰り返しなので」。それでも現状の花面積300mからさらに600m延長を計画中。「そのために広場で球根を育てています。川幅が大幅に広がるまで大切にしていきます」と、そのときを楽しみにしている。
○…町議会議員を14年務めるなど、地域への貢献は人一倍。彼岸花の会は自身が自治会長のときに舞い込んできた話だ。ロータリークラブの活動も精力的で、年齢を感じさせない笑顔が印象的だ。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|