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寒川版 公開:2018年3月23日 エリアトップへ

相模線沿線写真コンテストで最優秀賞を受賞した作品を寒川で撮影した 柳 盛康さん 瀬谷区在住 70歳

公開:2018年3月23日

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”人”に魅せられて

 ○…子どもの宮参りに訪れて笑顔を見せる家族と、それを祝福するように花咲かせる桜の木。柔らかな木漏れ日が差し、家族の明るい未来を連想させる――。相模線沿線写真コンテストの花の部門で最優秀賞に輝いた「佳日」は、被写体のなかでも特に好きだという”人”にスポットを当てた作品だ。「見た人の心を和ませたり、温かい気持ちにすることができると思うんです」。人物写真ならではの伝わる力を信じている。

 ○…30歳の頃、我が子の成長記録にと写真を撮り始めた。コンテストに出品するようになったのは40代。初挑戦した県の大会では、2人の子どもが遊んでいる作品で佳作を獲得した。それから倶楽部などには属さず、「自分のペース」でコツコツと腕を磨いた。コンテスト入賞歴も多く、審査員の講評を糧として技術向上に努めてきたという。今は主に県央で開かれる様々な行事などに足を運ぶ。「一瞬のシャッターチャンスをものにできるか。そこが難しいけれど面白い」と目を輝かせる。また、カメラマンとして「人に迷惑をかけない」を心がけ、基本という撮影マナーを疎かにしない。

 ○…生まれは東京で、瀬谷区には40年ほど前に移り住んだ。20代半ばから65歳まで、近隣の市役所に勤務。学生の頃から車好きだったこともあってか、役所ではダンプカーに始まり、市長や議長の公用車の運転手を長く務めたという。「神経を使う仕事でした」と振り返るように、安全運転に加え、言葉遣いや態度も常に市民の目を意識して、自分を律し続けた。

 ○…子どもがきっかけで没頭するようになった写真撮影。いま情熱を注ぐのが、7歳と生後半年になる孫を撮ること。住まいは埼玉と遠いが、週一回は育児サポートも兼ね、車を2時間走らせて孫のもとへ。「どれだけ撮っていても飽きない」とシャッターを切り続ける。「孫の成長を撮り続けることが、今の夢ですね」と顔をほころばせた。

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