ママを楽しむ会の代表を務める 川崎 佳子さん 大曲在住 34歳
ママも自分も諦めない
○…「今よりもう少しママを楽しもう。そう思える癒しの場にしていきたい」と目を輝かす。子育てママ3人でママのためのワークショップイベントを昨年9月に立ち上げ、月1回開催している。パン作りやカラーセラピーなど、子ども連れでも体験できる内容は参加した親子からも好評だ。「近場で普段着で楽しめる気軽さを大事にしたい。出店者と参加者が協力し合っているから続いている」
○…石川県から24歳で上京し、結婚してすぐに子どもにも恵まれた。育児を手伝ってくれる家族もいたが「専業主婦の自分を楽しめなかった」という。「子どもがいるのに夜出かけるのはよくないなど、自分ルールでママ業をつまらなくしていた」と振り返る。子どもを見ながら収入を得ようと、花を仕入れてネットで販売する事業を始め、自分の用事で外へ出ることも増えた。ママ起業家たちと出会い、イベントにも足を運ぶように。「自分の気持ち次第でママも楽しめる。諦めなくていいんだ」と実感した。
○…出産前に花屋に勤めていた経験を活かし、オーダーメイドフラワーを作るウェブショップ・アレンジメント教室「心花」を主宰する。「お花は気持ちも一緒に送るツール」と心を込めた作品はブライダル雑誌などでも取り上げられるほどの人気だ。「ウェブ注文では依頼者と実際にお会いすることが難しいからこそ、その方の思いを大切にしたい」と微笑む。
○…6歳と4歳の男の子のママ。「夫と義両親の助けがあったからこそ、育児も仕事もイベントもがんばれる」と笑顔。最近は兄弟で遊ぶことも増え、その微笑ましい姿にほっこり癒されるという。「疲れた時も、『ママ大好き、ぎゅーっ』としてくれるので、疲れも吹き飛びます」と愛しそうに我が子を抱きしめた。
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