小田急相模原駅北口B地区=写真右側、の市街地再開発事業においてこのほど、ビルの街区ネーミングとグランドオープンの日程が発表された。商業施設のグランドオープンは今年10月10日(予定)。街区名称は「ペアナード・オダサガ」。3月の相模大野駅西側(ボーノ相模大野)に続き、いよいよ小田急相模原の再開発も完成の運びとなる。
現在、小田急相模原北口B地区再開発組合が進めているこの事業は、「駅利用者等の安全性・利便性の向上」「商業の活性化」「慢性的な交通渋滞解消」などを目的として2011年に着工。すでに整備されている同駅北口直結のA地区(ラクアル・オダサガ/2008年完成)から行幸道路を挟んだ向かいのエリアにあたる。建物は地上29階・地下1階建て。1〜2階は商業施設(15区画)、3階は医療モール(6区画)に。また、5階から最上階までは住宅施設で、すでに完売となっている(210戸)
街区のネーミングは、昨年7〜9月まで同組合関係者らから提出された全79の候補から4案に絞り、最終的に「ペアナード・オダサガ」に決定した。フランス語のPaires「ペア」(2つで1組)と、promenade「プロムナード」(歩く)を合わせた造語。A地区と一体となり、回遊しながら家族が歩ける街をイメージした。
現在建設中の、A・B地区を結ぶ2階デッキ部分も、オープンと同じ頃を目途に利用可能となる。なお、建設にあわせ、両施設をまたぐ県道51号町田厚木線(行幸道路)約170メートル区間の拡幅工事も同時進行中。幅員18メートルとなる予定で、こちらも建物と同じく9月末の完成を目指している。
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