市がシティセールスの一部に掲げる桜の景観を保全するため、相模原市さくらさくプロジェクト推進協議会はこのほど、桜の管理・維持を担う「桜守(さくらもり)」の育成に乗り出す。市内では初。管理者の高齢化が進む中、将来的な桜のプロフェッショナルを育てていく考え。
同協議会は、市観光協会や市まち・みどり公社などの公益4団体で構成されている。桜を通じたコミュニティ形成をめざし活動する中で、新たな取り組みとして、「桜守」の人材育成を企画。桜守とは、桜の植樹から枝切などの手入れまで幅広く行い、管理・維持に努める文字通り「桜の守り人」のこと。市内ではこれまで、名所として名高い稲生(緑区)などで「桜を守る会」として活動を進める団体や個人がおり、各地区で桜の保護・育成にあたっていた。事業の推進にあたり同協議会では、桜に関する基本的な知識を学ぶための育成講座を開催する。講座は1月31日(土)午前10時〜正午、杜(もり)のホールはしもと(緑区)で行われる。問い合わせは同公社【電話】042・751・6624へ。
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