動画配信する大型ビジョン
今年３月、防災をテーマに学生が制作した30秒の動画が６月28日 、イトーヨーカドー古淵店の大型ビジョンで初めて配信される。当日は、市防災週間の普及を目的とした啓発イベントも開催。市民に防災の重要性を訴えていく。
大学生が制作
防災動画は、大学と地域の連携・協働による事業を進める、さがまちコンソーシアム（相模原・町田大学地域コンソーシアム）に加盟する４大学が制作。昨年４月に市防災条例が施行されたのを受け、各作品とも、自分の命は自分で守るとする「自助」や、自分たちのまちは自分たちで守るとする「共助」の事前対策や応急対策について構成。独自の発想と工夫でユニークな仕上がりとなっている。制作にあたって学生は、絵コンテの作成からキャストや衣装、機材の準備、撮影、動画の編集まで自らの手で行った。
動画は市ホームページ「さがみはらチャンネル」やユーチューブで４月から視聴が可能になったが、認知度は低く、普及が課題とされていた。市は公共施設を中心に、視聴できる場を模索していたところ、地域に根ざした店づくりをコンセプトに営業を展開するイトーヨーカドーが、このほど完成させた大型ビジョンを利用した動画配信を持ちかけたことから、両者の思惑が合致し、実現に至った。
市は28日の配信に併せ、７月４日（土）から始まる市の防災週間と、同日行われるさがみはら防災フォーラムのＰＲを兼ねたイベントを同店で開催する。時間は午前10時から11時まで。市マスコットキャラクターのさがみんも登場し会場を盛り上げる。雨天決行。
詳細および問い合わせは市危機管理課【電話】０４２・７６９・８２０８へ。
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アゴラ春号5月3日 |
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