農業を通じて、社会奉仕を実現したい―。南区下溝にある畑で、チャリティーさつまいも掘りが今月17日(土)、18日(日)に開催される。これは、近隣の農業レストラン・モナの丘(下溝)と地元農家が企画したもの(協賛/グリーンハウス)。市民にいも掘りを楽しんでもらい、収穫物は1kg100円で販売。収益金はすべて、市内の障害者施設へ寄付される。
「チャリティーはウチとしても初めての試み。これからは農業の分野も、どんどん変わらないといけない」。モナの丘を運営する「農業生産法人(株)グリーンピア相模原」の桑田俊夫代表=写真は、この産業の新しい在り方を模索してきた。「これまでの食料を供給するだけの農業ではなく、それ以上にどのように社会に貢献できるかも大切にしていきたい」。ハローワークなどの職業訓練を、モナの丘では積極的に受け入れている。今回のチャリティーイベントも、社会奉仕への思いから実現したものだ。
自然に学ぼう
”思いっきり泥だらけになるまで、土と遊んだことがない”。満足に自然と触れ合ったことのない、子どもたちも増えてきているそうだ。モナの丘ではハーブの摘み取りや田植えなど、年間を通じて数多くの体験イベントを設けている。「自然からはたくさんのものを学べ、情操教育にも最適。当日は、家族みんなで泥んこになって、自然を感じていただければ」と、桑田代表は参加を呼び掛ける。
各日午前10時から午後2時まで。天候により中止の場合も。場所は、相模原浄水場すぐそば(山田うどんみどりヶ丘店向い)。なくなり次第、終了となる。予約は不要、軍手持参で直接会場へ。問モナの丘【電話】042・777・8586
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