オオノミクスが始まる 3つの核 南区に新たな賑わい
3月15日(金)ボーノ相模大野グランドOPEN
相模大野駅北口から直結の商業施設「bono(ボーノ)相模大野」がいよいよ15日(金)、グランドオープンする。「ZARA(ザラ)」「ロフト」「ブックファースト」などビッグネームがテナントに名を連ね、エリア最大級のスーパーマーケット「ライフ」も入店。一方で、公共公益施設としての機能も兼ね備え、その魅力は尽きない。この”第3の核”の完成で、相模大野は新しい時代に突入する。
もともと相模大野の大規模開発の始まりとなったのが、昭和47年(1972年)の駅周辺における土地区画整理事業。これにより現在の都市基盤が形成されることとなった。そして、現段階で予定されている”最終的な構想”である相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業をもって、相模大野の街づくりは一つの大きな区切りを迎える。
相模原市は相模大野エリアを”市南部の玄関口”として、複合的な魅力あるまちをめざし、様々な事業を進めてきた。その中で「街のにぎわいと回遊性」を高めるため、検討されてきたのが「3つの核」構想。平成2年の時点ですでに、市では「三核構造の街づくり」という方針を打ち出している。
米軍医療センター跡地を利用した「伊勢丹」「グリーンホール相模大野」「相模大野中央公園」などが第1の核(平成2年)。駅ビル「相模大野ステーションスクエア」などが第2(平成8年)。そして、平成2年に整備構想が策定されたことにより、20年以上の月日を経て、ようやく日の目を見る「ボーノ相模大野」が3つめの核を担う。当初の区画整理事業を含めると約40年に及ぶ、相模大野全体の街づくりがこの春、ようやくひとつの完成形を迎える。相模大野が放つ、この3本の矢(3つの核)が、南区のみならず近郊住民をも巻き込み、今までにないにぎわいを創出してくれるはず。相模大野の時代はこれからだ。
地元色も強めです
ボーノ相模大野は、実は「地元の魅力」が盛りだくさん。有名大型テナントが目立つ一方、随所に相模原を感じることもできるのだ。ショッピングセンター屋上を庭園広場とした「Saga-niwaさがにわ」=写真=は開放感たっぷり。大野の空を独り占めできる!?この憩いスペースでは、音楽やサークルなど、イベントも企画していくという。
また、”ご当地グルメの宝庫”となる「エキヨコマルシェ」(ショッピングセンター2階)には、バリエーション豊かな37店舗が。神奈川フードバトルで2年連続金賞のあげパンが味わえる「オギノパン」(緑区)ほか、さがみはらアンテナショップ「sagamix(サガミックス)」も登場。併設カフェではご当地メニューを味わえる。
さらに、市民活動の場として利用できる、市民・大学交流センター「ユニコムプラザさがみはら」(サウスモール3階)も。セミナールームや発表スペースが設置され、市民と大学・学生が繋がる交流の場を目指す。
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