いよいよ進水 新舟、9日(日)相模川へ
相模原市磯部民俗資料保存会(南区磯部/田所輝夫会長)では、昨年秋から建造を始めこのほど完成となった、新しい帆かけ舟=左写真右側の進水式(相模川)を9日(日)に開催する。
会場は上磯部三段の滝下広場。時間は午前11時から。なお、今回乗船できるのは関係者のみ。一般の方の見学は可能。
新舟は長さ8メートル、最大幅1メートル40センチで、これまで使用してきた帆かけ舟=左写真左、よりひとまわり大きい。保存会会員の知人で大工の、田所武久(たけひさ)さん(相模台)が制作。緑区青野原の丸太3本(杉)を使い作られた。
保存会ではこのほど、新舟に水を張り、木(船体)をふやかし、水に慣れさせた。また漏れる箇所をチェックし、補修を行った。
無音で移動
「舟の上は格別。移動しているのに全く音がしない。とても不思議な感覚」(保存会)。今回、一般の乗船はできないが、恒例の帆かけ舟復元実演会は今年も8月に行われる(右写真=過去の模様)。もちろん、この新しい舟も登場する。こちらは一般の方も乗船可能。*左写真は5月31日、磯部民俗資料館(磯部)にて
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