女子オープンに地元13歳 鵜野森中1年・山口すず夏(か)さん
相模原ゴルフクラブ(南区大野台)で10月3日(木)から6日(日)にかけて開催される第46回日本女子オープンゴルフ選手権(主催/公益財団法人日本ゴルフ協会)に、市内在住の中学生が初出場する。
10月、相模原ゴルフクラブ史上2番目の若さ
今回出場が決まったのは鵜野森中学校1年の山口すず夏さん(東京五日市カントリー倶楽部所属)。13歳2ヵ月での出場は、2002年に金田久美子選手が記録した「13歳1ヵ月」に継ぐ、史上2番目の若さ。
山口さんは8月6日に行われた予選競技Bブロック(平川カントリークラブ/千葉県千葉市)で、出場136人中2位の成績を残し本戦への切符を手に入れた。女子オープンには108選手が出場予定だが、そのうちアマチュアは20選手のみだ(8月29日現在)。
友だちできて楽しい
山口さんがゴルフを始めたのは7歳のとき。父親と兄と練習場を訪れ、そこでゴルフの楽しさを知ったという。「初めてなのにちゃんと当たっていた」(父親)。その後、横浜市や千葉県浦安市にあるゴルフスクールに通い、腕を磨いた。
現在はほぼ毎日、市内のゴルフ練習場などで、汗を流している。
大会デビューは小学2年生。以来、数々の試合で優秀な成績を収め、今年8月に三重県で開催された全国中学校ゴルフ選手権大会では自身「ベストキャリア」というプレーで3位に輝いた。
「友だちができること」と山口さんはゴルフの魅力を話す。全国各地に同年代のゴルフ仲間がいるそう。また「パターが入った瞬間が最高」とも。そのパターは毎日自宅で「100回連続で入るまで」練習を行っている。
憧れは岡本さん
山口さんのドライバー飛距離は230〜240ヤード。ヘッドスピードは約40メートル/秒。ベストスコアは66。
「プロは通過点。日本で賞金女王になって、アメリカでもなって、岡本綾子さんのようになりたい」と夢を語る。今大会での目標は「ローアマ(アマチュア選手の中で最も優秀な成績)になること」
なお、相模原ゴルフクラブで女子オープンが開催されるのは、同クラブ58年の歴史で初めてのこと。その地元初の大会に、地元の中学生が出場するという快挙は、「実力はもちろんだが、彼女はすごい運の持ち主」と周囲を驚かせている。
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