東海大相模高校(南区相南)吹奏楽部の定期演奏会が、6月18日(土)に相模女子大学グリーンホールで開催される。毎年一度の地域への披露の場として続けられてきた演奏会は、節目の50回目を迎える。
同部は1963年、開校と同時に創部。20年間指揮を務めた宍戸敦子教諭が基礎を構き、後を受けた定岡利典教諭がそれを飛躍させて全国区へと押し上げた。2003年からは矢島周司教諭が常任指揮者に就任。創部以来、吹奏楽コンクール、マーチングコンテスト、アンサンブルコンテストで、のべ7回全国大会に出場している。矢島教諭は「歴史の重みを感じるとともに、時代の流れに合った旬な音楽を発表し続けてこられたことが(東海大)相模の成果」と語る。
現在、部員は1年から3年生まで122人。「報恩感謝」の部訓のもと、一年間ほぼ休みなく練習に励んでいる。3年生の紺野真奈美さんは自分たちの演奏を「均整がとれたクリアなサウンド」と表現する。
当日は定員に
節目の演奏会ということもあり反響は大きく、当日はすでに満員とのこと。「おかげさまで多くの方々に演奏を聴いていただけます」と矢島教諭。副部長の兵永(ひょうなが)琢磨さん(2年)は、「ちょうど半世紀。歴史が積み重なりありがたい舞台で演奏できる。関わってきた方々に感謝して演奏したい」と50回を迎える心境を話した。
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