さがみはら南区版 掲載号:2018年10月25日号 エリアトップへ

市内初ケアラーズカフェ 介護の悩み 話せる場を 相模台の山田さん宅で

社会

掲載号:2018年10月25日号

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自宅兼ギャラリーで手作りの看板を持つ山田さん夫妻
自宅兼ギャラリーで手作りの看板を持つ山田さん夫妻

 介護に疲れた「無償の介護従事者(ケアラー)」が悩みを話し、情報交換できる場を―。相模台で「やさしい出逢いギャラリー モンステラ」として自宅を開放する山田由美子さん(61)と豊徳さん(66)夫妻が、11月から市内で初めてケアラーのための場「ケアラーズカフェ」をスタートさせる。

 由美子さんは、38歳の頃から15年間、母の介護を経験したことがきっかけで、うつ病を発症した。昼夜を問わず忙しく働いていた豊徳さん、2人の息子にも頼らずに、全てひとりで抱えてしまっていたという。「今思えば、頑張りすぎていた。自分のことが一番後回し。常に緊張していて、風邪もひけないと思っていました」。笑顔で語る由美子さんだが、母の他界後も症状は回復せず、さらに抗うつ剤による副作用などに苦しむ日々が続いた。

自宅を「癒しの場」に

 「気づけば病気のことだけを考えて生きていた。何かをしたい」。自分にできることを模索し、「同じような経験をもつ人が想いを吐き出し、心を癒せる場所をつくりたい」と由美子さんは思い立った。仕事を退職した豊徳さんも「これまで助けられなかった分、サポートを」と協力を惜しまず、2016年11月から週2回、「やさしい出逢いギャラリー モンステラ」(相模台2の20の8)として自宅の開放を始めた。

 モンステラは誰もが立ち寄れる地域のお茶の間。中高年だけでなく、小学生が遊びにくることも多い。これまで毎週火・土曜の午前10時から午後5時に開放してきたが、今後は火曜をギャラリー、土曜を「ケアラーズカフェ」として運営する。

 元ケアラーの由美子さんは「カフェとして、より開かれた場にすることで、介護うつという病気の認知向上をめざしたい」と話す。ケアラーが気軽に悩みを話せる癒しの場であると共に、11月からは介護に関する知識を深めるための講座も開く(一般参加も可)。1日(木)のみ午後2時から、ほか毎週土曜午後1時30分から開催。12月以降は毎月第2土曜を予定。問合せは相模台第1高齢者支援センター【電話】042・767・3888へ。

住まいの大相談会

5/18・19 相模大野ステーションスクエア3Fアトリウム広場

https://www.odakyu-chukai.com/branch/sagamiono/

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