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団地×女子大=地域活性 公社と相模女子大が協定

社会

掲載号:2020年2月13日号

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団地内商店街で開催されている「ひよここども食堂」でボランティアとして活躍する相模女子大学の学生たち
団地内商店街で開催されている「ひよここども食堂」でボランティアとして活躍する相模女子大学の学生たち

 神奈川県住宅供給公社(以下、公社)はこのほど、相模女子大学・相模女子大学短期大学部(南区文京/風間誠史学長)と公社が管理する団地の活性化に向けた連携・協力に関する協定を締結した。今後、区内の相武台団地で様々な取り組みを進めていくとしている。

 相武台団地は1967年に竣工し、築50年以上が経過。令和1年11月1日現在の人口は4294人となっている。

 公社では、2013年から団地再生のモデルとして、サービス付き高齢者向け住宅「コンチェラート相武台」の開所を皮切りに、団地内商店街の活性化プロジェクト、住居のリノベーションなどを展開。19年12月にはデイサービスや岩盤浴施設などを兼ね備えた多世代交流拠点「ユソーレ相武台」を開所するなど、様々な取り組みを行ってきた。

 しかし、住居者の高齢化が深刻化しており、団地内の高齢化率は48%。約半数が65歳以上の世帯で、自治会活動や地域コミュニティの低下などの課題を抱えている。そこで人間社会学などの専門知識を有する相模女子大学に連携・協力を公社が依頼し、今回の協定締結となった。

実際に居住も

 団地内商店街で地域ボランティアが運営する「ひよここども食堂」に、学生がボランティアスタッフとして参加するなど、以前から接点のあった両者。これまではゼミ単位での協力だったが、大学と公社が協定を結んだことで、より大きな流れが期待される。

 今後、予定される取り組みの一つが「団地活性サポーター制度」の導入。これは学生が家賃補助等を受けながら実際に相武台団地に居住し、地域コミュニティの活性化を公社や地域住民とともに目指していくもの。2017年から横須賀市の浦賀団地で同様の試みが導入されており、県立保健福祉大学の学生が地域活動に参加し、活躍しているという。

 また、団地内商店街等との地域連携にも取り組んでいく。ユソーレ相武台にあるワークショップスペースを大学の各種イベント開催の場として活用したり、相武台団地連合自治会が開催する盆踊り大会などの地域行事に学生が参加するなど、各種取り組みの相乗効果を目指すとしている。

 公社の担当者は「自治会の担い手不足など、団地が抱える課題解消につながっていく試み。イベントなどに関しても若い人たちにアイデアを出していただき、より良いものを作っていきたい」と話し、相模女子大学の担当者も「地域や住民の方と接点を持つ良いきっかけになる。学生にとっても貴重な経験で、大きな学びの機会になるはず」と期待を寄せている。

相武台団地
相武台団地

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