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相模原市 PCR集合検査場を開設 「ドライブスルー方式」採用

社会

公開:2020年6月4日

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 新型コロナウイルス感染症のPCR検査体制の強化と、医療機関の負担軽減を図るため市は6月11日、集合検査場を市内1カ所に設置する。検査はドライブスルー方式。設置運営業務は一般社団法人相模原市医師会(細田稔会長)に委託する。

 市はこれまで、帰国者・接触者外来を設置する市内の病院などや、市医師会の協力のもと地域の医療機関で検体を採取し、市衛生研究所で3308件(6月1日時点)のPCR検査を行ってきた。今回の集合検査場開設にあたり、市地域保健課は「医師会の協力もあり、検査に積極的に取り組んできた。現状、感染者数は落ち着いてきているが、今後起こり得る感染拡大に備え、検査体制の一層の強化を図りたい」と話す。

 相模原市で採用する「ドライブスルー方式」は、検査場に車で乗り付け、窓から顔を出し鼻から検体を採取するもの。感染の疑いのある人が車外に出ることなく検査できるため、採取にあたる医師の感染リスクが抑えられる。採取時間の短縮による業務効率化や、検査を担う病院などの負担減にもつながるという。

 対象は市民のうち、かかりつけ医などを受診してPCR検査が必要と判断された人、および濃厚接触者で症状がある人など。完全予約制で、対象者の数に応じて週4日を上限に開設する。設置場所は「患者のプライバシー保護と円滑な運営」のため非公開。採取された検体は民間機関で検査される。市によれば、一日に最大18人の検査が可能で、結果は1、2日で判明するという。

 詳細は同課【電話】042・769・8343へ。
 

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