北里 「50」「100」 記念イヤー 大学・研究所創立 大野に記念旗(フラッグ)
北里大学(相模原キャンパス=南区北里)が今年、創立50周年を、北里研究所(東京都港区)が2年後の2014年に100周年を迎えるにあたり、学校法人北里研究所ではこの大きな節目の3年間を受けて、創立記念事業「Kitasato100×50 プロジェクト【未来科学の創造〜Pioneer the Next〜 】」を立ち上げた。今年に入ってから続々と記念行事を行っており、その一環として、先月末から相模大野北口商店会に記念フラッグ=写真が登場した。
創立者である北里柴三郎博士は、伝染病の撲滅に尽力すべく、1914年、現在の所在地(港区白金5丁目)に北里研究所を創設した。その後、全国各地に創始者の精神は受け継がれ、生命科学系総合大学の北里大学、2つの医療系専門学校を擁する学校法人として、発展。2012年が北里大学創立50周年にあたり、2014年は北里研究所創立100周年となる。
「この記念イヤーに一緒に何かできないか」と、相模原キャンパスへのバス発着ターミナルがある相模大野駅北口の商店会から、声がかかったことがきっかけ。フラッグには周年のロゴと、このほど一新した商店会のロゴがプリントされている。商店会メーンのコリドー通りに9枚、伊勢丹前、バス昇降通りなど、駅周辺に合計50枚が設置されている。商店会全体でこの記念プロジェクトを盛り上げている。
フラッグは大学のキャンパス(相模原/白金)にも、14年まで設置される。
切手、シンポも
さらに記念プロジェクトとして現在、学祖・北里柴三郎氏ゆかりの品や、創設当時の研究所がデザインされた「記念切手」をキャンパス内で販売中。また、10月21日(日)には、『近代医学の父 ―― 北里柴三郎』をテーマに、大学の白金キャンパスで記念シンポジウムが行われる。申込みはホームページ(http://www.asahi.com/e-post/)より。明日5日(金)締切。
なお、来年の北里研究所創立記念日(11月5日)には、式典・祝賀パーティが予定されている。
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