淵野辺でムーンウォーク 「宇宙に近い街」 ８月、世界大会
この看板が淵野辺を賑わす。元来ムーンウォークとは月面を歩くような動きのことだそう
ＪＡＸＡ相模原キャンパス（中央区由野台）と近接し「宇宙に一番近い街」としてＰＲする淵野辺で、ムーンウォーク世界大会が８月３日に初開催される。淵野辺駅北口のにこにこ星ふちのべ協同組合の若い商店主が企画した。
マイケル・ジャクソンのビリージーンの曲中で有名な「ムーンウォーク」。前に進むような動きで後ろへ滑る、あのステップだ。月、宇宙にちなんだこのパフォーマンスの大会を、淵野辺が大々的に行い、相模原を盛り上げる。
大会は、鹿沼公園（中央区鹿沼台）での大野北銀河まつり内特設ステージで行う。あくまでダンスパフォーマンスを真似するのでなく、想像力、発想力に富む動作・ダンス、さらには服装の自由も認めていく方針。審査はダンスのプロなどが厳正に行う。
賞金総額は30万円を予定。同組合加盟店で使える商品券として贈られる。同組合では「風変わりなイベントかもしれないが、どんどん広め、地域を活気づけたい」と話し、参加を呼びかけている。
要項は６月中旬までに同組合ＨＰなどで発表される。
同まつりには以前から歌やダンスのコーナーがあったものの、パンチ力に欠けていた。そこで近隣に青山学院、桜美林、麻布と３大学がある土地柄や、はやぶさグルメ・グッズの販売などで「宇宙」に携わってきた淵野辺の特徴を生かした世界的な催しにしようと、３月の実行委員会で若手の商店主らが発案。会議に加わった学生らも賛同したことから実施が決まった。
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