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オダサガ新商業施設 ロゴ制作は地元漫画家 相模台・市村さん 「ペアから発想」

社会

公開:2013年8月8日

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建設が進む小田急相模原駅北口。左がラクアル、右がペアナード
建設が進む小田急相模原駅北口。左がラクアル、右がペアナード

 小田急相模原駅北口B地区市街地再開発事業において、10月に完成を控えた商業施設「ペアナード・オダサガ」(南区南台)のロゴマークが、このほど発表された。デザインしたのは、地元相模台在住の漫画家・市村章(いちむらあきら)(79)さん=左写真。ロゴはすでに建物外部にお目見えしており、温かみがある手書きのマークがこれから新しいオダサガをPRしていく。

 建設工事が着々と進んでいた昨年11月頃、小田急相模原駅北口B地区市街地再開発組合では施設にふさわしいロゴデザインを検討していた。都内のイラストレーターに何件か依頼をしたものの、「ピンとくるものがなかったんだ」と同組合の川上一行事務局長は振り返る。そんな折、以前から親交があり、近隣に住む市村さんにデザインを依頼した。

 市村さんは、「地元のためならぜひ」と二つ返事で快諾。「話を聞いている時にアイデアがすっと浮かんできた。ペンを動かすまでに、それほど時間はかからなかったですね」(市村さん)。新商業施設の名称が「ペアナード・オダサガ」と聞き、ペア(2人)を連想。パソコンなどには頼らず、すべて手書きで男の子と女の子が寄り沿っている様子を描いた。

 ここから色や名称の字体・並びなどを工夫した10数枚を事務局へ提案。温かみが表現されていることなどから協議の結果、写真のデザインが採用されることに。「見る方にとって癒しとまでいかなくとも、明るくて楽しい、やわらかい印象で、愛される存在になってくれれば」と市村さんはロゴマークへの思いを話す。

「地元発展に一役」

 市村さんは、約40年に亘り漫画家とし活躍。現在も週刊東洋経済などに政治を風刺した漫画を連載している。そして、南区相模台に自宅を構えて30年余り。生活の動線となっている小田急相模原駅周辺の変遷を見届けてきた一人でもある。「街並みは昔とは随分変わってしまったけど、今も住みやすくてとてもいい街。ロゴの制作という形で、これからの地元の発展に携われたのなら、とても嬉しいことですね」と感想を述べた。
 

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