神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

区内交通死亡事故 半期で「異例」の5件 昨年度は年間1件

社会

公開:2014年7月24日

  • LINE
  • hatena

「早朝」「幹線道路」「バイク」が多く

 南区内で交通死亡事故が多発している。2014年1月から区内では5件(5人)起きており、これは県内で2番目に多い件数だ(7月20日現在)。相模原南警察署では、異常事態とし、交通事故防止へ注意を呼び掛けている。

県下でも増加

 2月6日、国道16号沿い(古淵駅付近)で起こった事故を皮切りに、3月に東林間、南台で、5月は16号沿い(大野台付近)、そして6月は相武台と、区内で交通死亡事故が立て続けに起きている=地図参照。

 同署によると、昨年度は年間を通して1件であり、「半期足らずで5件は異例」という。また全県的にみても、今年に入り交通事故死者数は98人と昨年同期比で15人多く、愛知県に次ぎ全国2番目の多さとなっている。

 一方で、交通事故件数そのものは減少している。同署によると、7月20日の時点で南区内での交通事故発生件数は527件で、これは昨年同時期より117件少ない数字となっている。また県下での交通事故件数も昨年対比で2138件減少しているという。

 同署では、区内で交通死亡事故が多発している原因等は不明とするも、発生した5件の内、「早朝」の時間帯、「幹線道路」である16号線、県道51号線(行幸道路)で、そして「オートバイ」の事故が多い傾向にあることから、特にこの3点を重点的に注意を呼びかけている。

大野駅前で啓発

 同署では、駅前や街頭などで交通事故防止啓発キャンペーンを随時行っている。7月11日は、相模大野駅北口ペデストリアンデッキに横断幕をかかげ、南交通安全協会、安全交通管理者会、交通安全母の会や地元自治会など総勢200人でビラ配りなどを行った=上写真。

 今後も、運転者への取り締まりを強化していくほか、パトカー巡回時に赤灯を点灯するなどして啓発に力を入れていくとしている。

さがみはら南区版のトップニュース最新6

4日、5日に大凧まつり

4日、5日に大凧まつり

本番向け、準備着々

4月25日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月25日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook