「早朝」「幹線道路」「バイク」が多く
南区内で交通死亡事故が多発している。2014年1月から区内では5件(5人)起きており、これは県内で2番目に多い件数だ(7月20日現在)。相模原南警察署では、異常事態とし、交通事故防止へ注意を呼び掛けている。
県下でも増加
2月6日、国道16号沿い(古淵駅付近)で起こった事故を皮切りに、3月に東林間、南台で、5月は16号沿い(大野台付近)、そして6月は相武台と、区内で交通死亡事故が立て続けに起きている=地図参照。
同署によると、昨年度は年間を通して1件であり、「半期足らずで5件は異例」という。また全県的にみても、今年に入り交通事故死者数は98人と昨年同期比で15人多く、愛知県に次ぎ全国2番目の多さとなっている。
一方で、交通事故件数そのものは減少している。同署によると、7月20日の時点で南区内での交通事故発生件数は527件で、これは昨年同時期より117件少ない数字となっている。また県下での交通事故件数も昨年対比で2138件減少しているという。
同署では、区内で交通死亡事故が多発している原因等は不明とするも、発生した5件の内、「早朝」の時間帯、「幹線道路」である16号線、県道51号線(行幸道路)で、そして「オートバイ」の事故が多い傾向にあることから、特にこの3点を重点的に注意を呼びかけている。
大野駅前で啓発
同署では、駅前や街頭などで交通事故防止啓発キャンペーンを随時行っている。7月11日は、相模大野駅北口ペデストリアンデッキに横断幕をかかげ、南交通安全協会、安全交通管理者会、交通安全母の会や地元自治会など総勢200人でビラ配りなどを行った=上写真。
今後も、運転者への取り締まりを強化していくほか、パトカー巡回時に赤灯を点灯するなどして啓発に力を入れていくとしている。
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